ひろがりんぐについて

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ひろがりんぐ宣言


ひろがりんぐは社会的な問題点(私が困っていて、相手も困っている事)を解決するためのソリューションを提供します。 ひろがりんぐは三鷹市を本拠地として活動します。 

特に都市部のニートのほとんどはマスコミが報道するような楽観的ニートではなく、実際には働きたいと思っています。ただ、納得できる働き方がなかったり、長期の引きこもり生活で体力が弱っていたり、空白期間が長く中々企業が安心して雇う事ができなかったり、実際雇ってもすぐやめてしまったり、など様々な課題があるわけです。

それらをなんとかしようという動きが無かったわけではありませんが、貧困ビジネス以外ではしっかりとビジネスにつなげていくという団体は存在しませんでした(存在していたらすみません)。
このままでは、彼らは老いた親の死後に貧困ビジネスに取り込まれる事も予想されますし、生活保護の受給者となり、行政の財政を圧迫する存在になってしまいます。

また当事者の実感としては、ニートは精神疾患を併発している事が多いです。するとニート問題はメンヘラ(精神の健康に悩む人)問題でもあると言う事ができます。 

ところが現状の行政ではニートとメンヘラは明確に別れているため、地元のニート・ひきこもり支援をしている団体に行くと、「障害者手帳がある人はこっち」と言われて精神障害者というカテゴリーの中で支援も何もかもくくられていきます。
精神障害者のための作業所もあります。が、作業所は工賃時給180円程度(就労支援B型の場合。A型は最低賃金程度)ですので、当然生活はしていけません。
現状の作業所は職員の雇用創出の為にあるものといっても過言ではないのではないか?
ひろがりんぐはそう言った現状をなんとかしたいと思う人たちが集まる場です。

事業の前段階として、定期的に周辺地域の若年無業者(以後ニート)を集め、話し合いやゴミ拾い散歩などのソーシャルアクションにも繋がる、地域に感謝される事を行っていきます。
事業の次段階は、地域のお年寄りに何かできないか、という事を考えています。
また商工会などの方々からお仕事を頂いたりできれば、その中でニートは雇用される側になり、ニートから脱出できるかもしれません。
ニート・ひきこもり・メンヘラ(精神疾患)。これはごく普通の生活の中にある、社会問題です。
皆様のご協力、ご支援を賜れるよう、挨拶をさせていただきます。

文責:大橋